線状降水帯予測、的中率は14% 捕捉率71% 「見逃し避ける」
2025/10/15 17:31 (2025/10/15 17:33 更新)
気象庁は15日、局地的な大雨をもたらす線状降水帯の「半日前予測」について、今年の的中率が今月9日時点で約14%であることを明らかにしました。
線状降水帯は局地的大雨の原因となり、被害を防ぐための早期の予測が求められています。今年は25%程度の的中率を目標に、昨年から府県単位での予測情報の発表運用を始めていましたが、現状では目標に届いていません。
一方で、捕捉率は約71%となっており、見逃しを避けることに重点を置いた運用が続けられています。気象庁は今後も技術の向上を図り、予測精度の改善に努めるとしています。
Be First to Comment