熊本県職員過労自殺、遺族が再発防止を訴え県庁で記者会見
2023年に長時間勤務が原因で自殺した熊本県職員の遺族と代理人弁護士が、10日に熊本県庁で記者会見を行いました。会見では、県が遺族に対して解決金1億900万円の支払いを約束し、再発防止策を講じることで遺族と合意に達したことを明らかにしました。
自殺した県職員の長女も会見に出席し、過労による悲劇の再発防止を強く訴えました。
また、同様に消防職員の自殺に関して、熊本地裁は課長の言動と自殺との因果関係を認定。2025年10月8日には賠償命令が下されています。
本件は、職場の労働環境改善と過重労働の根絶に向けた社会的課題として注目されています。
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